<体育>
   体育を行う種目は、4月からおおむね順番が決まっていた。徒手体操に
  始まり、バレーボール、水泳、陸上競技、バスケットボール、サッカー、マラ
  ソンが1年間のメニューである。
   写真は、ゼッケン1のゴ−ルキーパーが、ゴールキックをするところである。
   体育の授業で忘れられないのは三段跳の時間で、先生がホップとステップ
  は同じ足で踏み切る、つまりケンケンになると説明され、その後の実技で、
  ケンケンで助走した生徒がいたことが忘れられない。
  

  <美術>
   美術の作品の評価は、画用紙の裏にA、B、Cのスタンプが押してあった。Aは
   めったにとったことがなく、才能のなさを感じた次第である。
    その点、お父さんが画家である人は素晴らしい絵を描いていた。
   写真は、先生が西洋の名画を解説されているところである。   
   夏休みの宿題は、名画の写真を集めてスクラップするという、大変高尚なもので
  あった。今と違って画集は大変高価なものであり、せいぜい週刊誌の切抜き程度
  を集めるしかなかったが、枚数が集まらず姉のを拝借した記憶がある。                             

  <技術>
     技術の実習は技術室で、3枚ぐみ(木工)、文鎮(金工)などを作った。3枚ぐみ
   で忘れられないのは、家へ持って帰って作っていると、頼みもしないのに、親父
   が同じものを大工さんに作ってもらい、これを持って行けというので、学校へ持っ
   て行きニスを塗っていると、皆が「おかしい、うますぎる」とうるさいこと。親ばかの
   最たるものである。
    また、エンジンの構造の時間では、エンジンが起動せず、1時間つぶれたことが
   あった。勉強ぎらいの者にはラッキーなことである。技術教室には万力、穴あけ機
   などの器具が置いてあり、これも格好の遊び道具であった。
     写真は、技術室ではなく、3年2組の教室で無線通信の授業をされている。

    

  <家庭>
   家庭科の思い出はない。写真は先生が蛍光灯スタンドの構造を説明されている。

  

   <音楽>
     音楽の思い出は、ハーモニカの補習と学級音楽会である。ハーモニカの補習は、
   実技テスト(森の水車)のできが悪かった者を対象に、1年の夏休みに行われた。
     ハーモニカごときに何で暑い日に出かけなければならないかと思ったが、その
   後奮起したのは言うまでもない。
     また、学級音楽会では、一人一人が歌、楽器演奏を発表するもので、曲名は自
   由であった。歌を歌う者は少なく、ハーモニカ、たて笛、ピアノ、アコーディオンがほ
   とんどであった。1年のときにハーモニカでシュワジヴェチカ(森へ行きましょう娘さん)
   を演奏したことを覚えている。最後に先生の講評があった。