<生活>
         
     

      下の写真は水泳訓練時に撮ったもので、2年1組である。男子は褌をしてお
      り、宿から海に出るとき恥ずかしかったものである。この伝統も、5年くらい後
      ではもうなくなっている。
        なぜ褌にするかという理由は、溺れた時、褌の方が掴みやすいからと聞い
      ている。女子が腰に白い紐を巻いているのも、同じ理由からである。
        男子は帽子、女子は鉢巻をしており、写真では見にくいが、そこに水泳の級
      を表わす赤線又は黒線が縫い付けてある。白帽から黒線3本までの級があり、
      早く級を上げるため訓練に励んだものである。黒線はほとんどおらず、水泳部
      の浅井君や谷田君は黒線3本であったと記憶している。


      

      

     <旅館>
         宿舎は松吟楼と鳥喜旅館に分かれたが、私は松吟楼の方に泊まった。
         有名な知恩院(文殊さん)のすぐ横にあり、一番賑やかな場所で、夜遅
         くまで人通りが絶えなかった。また、前の赤い欄干の回転橋も有名で、船
        が通る度に橋が回転していたが、最近、何十年ぶりかで架け替えることが
        新聞に出ていた。
          下の写真は、回転橋から松吟楼があった場所を平成12年に撮ったが、
        旅館はすでになく、松吟という土産物店の看板が見えている。また、後ろ
        に知恩院の森が見えている。